カーニバル
ヘンシ~ン!
ウエストバンクーバーにあるアンブルサイドパークの横を通りがかったら、いつも広場になっているところが遊園地に変身していました。
敷地にはいろいろな乗り物があり、立派な建物がありました。これを2,3日でこしらえたなんて驚きです。
こういう移動式遊園地のことをカーニバル(carnival)と呼んでいます。
会場に入るのに入場料は不要です。柵もなく、ゲートもないので、行き来は自由です。
カーニバルの主催者
このカーニバルは「YPAC Family Carnival」といって、ウエストバンクーバー警察が主催しています。
YPACはYouth Police Advisory Committeeの略で、子供たちと警察との関係をよく保つための委員会です。
カーニバルはいつ?
カーニバルは毎年4月の後半に行われています。木曜日から日曜日まで4日間です。木曜と金曜は平日なので子供たちが学校から帰る放課後4時からで、土日は朝10時から始まります。
カナダの警察
カナダでは警察が地域で行われるパレードやフェスティバルなど、いろいろな催しに参加しています。日本の警察より地元の人々との絆を大切にしているように思います。
そういえば、昔、消防署と協同の催しでカーウォッシュ(Car wash)をしているのを見たことがあります。一般人の車を警察官が洗車し、消防士が消防車のホースで石鹸を流していました。
警察署を解放して見学できる日もあります。息子たちが小学生のとき、学校から社会見学で警察署に行ったことがあります。牢屋も見せてもらったらしいです。 また、警察官対消防士でバスケットボールやアイスホッケーの試合をすることもあります。どちらも負けたくはないし、体を鍛えている人たちの試合はたいへん盛り上がります。
カーニバルで見たもの
カーニバル会場には子供たちが喜びそうなものがいっぱいあります。その年によって少し設置されている遊具の違いがありますが、そのうちのいくつかを写真でお見せしましよう。
年長者用の乗り物
年長者に限られますが、スリルのある乗り物があります。
年少者用の乗り物
小さな子供でも乗れるものもあります。
カーニバルにあるゲーム
遊園地にはよくあるゲーム類もあります。点数を取ればぬいぐるみがもらえたり、おもちゃがもらえたりするゲームです。商品の中にはプラスチック製の日本の刀もありました。
お化け屋敷などもある
遊園地には定番のお化け屋敷もあります。ガラスの迷路も設置されていたことがありますが、このときはなかったです。
カーニバル会場の食べ物
ポップコーン、綿菓子、りんご飴などが売られています。CORNDOGSというのは日本ではアメリカンドッグという食べ物です。アメリカンドッグは和製英語なので、他の国では通用しません。snowcone(かき氷)も売っていましたが、風が冷たいので、まだちょっと早いかもしれません。
その他に見たもの
カーニバル会場の一角にチケット売り場が設置してありました。もちろん横にはお金が引き出せるようATM機が置いてありました。
遊園地の乗り物やゲームは有料ですが、その利益の一部が子供たちのために使われます。