イースター

イースター エッグハント
イースターのエッグハント

イースターって何?

イースターとは復活祭のことで、十字架に張り付けになって殺されたキリストが、その3日後に甦ったことを祝う日です。

キリストの十字架貼り付け
十字架に磔(はりつけ)られたキリスト
キリストの復活
復活したキリスト

イースターはいつ?

実は、イースター(復活祭)の日にちは毎年変わるのです。「春分の日のあと、最初の満月が過ぎた直後の日曜日」と決まっています。 なぜ日曜日かというと、キリストが甦ったのが日曜日だったからです。

イースターの2日前の金曜日はグッドフライデーといってホリデーです。月曜日もイースターマンデーといってお休みです。

※BC州は休日ですが、休日でない州もあります。

なのでバンクーバーは金曜日から月曜日まで4連休というわけです。因みにカナダではこの金曜日から月曜日までをイースターホリデーといっています。

金曜日:Good Friday
土曜日:Holy Saturday
日曜日:Easter Sunday
月曜日:Easter Monday

2022年と2023年のイースターの日を記しておきます。

2022年は4月17日(日)
2023年は4月9日(日)

たまごとウサギ

ウサギが卵を配る
ウサギに卵をもらう子供たち
ウサギとたまご
ウサギとたまご
ウサギのお面をつけている子
ウサギのお面をつけている子

復活祭はキリストが蘇ったことを祝うためのものだけではなく、春の訪れをも祝います。イースターのころになると草木の芽が出始め、生命のあるものたちが活発になっていきます。

新しい命が生まれる象徴としてがあります。また、復活祭にはウサギも登場します。ウサギは多産なので、これも新しい生命の誕生を象徴しています。キリストが復活したように、卵とウサギは生命復活のシンボルなのです。

イースターの催し

ウエストバンクーバーJohn Lawson Parkという公園があります。そこではEaster Sundayエッグハント(Egg Hunt)が行われていました。

公園に行くと大人も子供も併せて300人以上いたように思います。ウサギのぬいぐるみを着た人がチョコレートで作られた卵をばら撒いて練り歩いていました。その後にぞろぞろとくっついている子どもたちが我先にその卵を拾っていました。

数年後、残念ながらその催しがなくなりました。

イースターのエッグハントに集まる人々
エッグハントに集まる人々
一生懸命たまごを拾う子供たち
一生懸命たまごを拾う子供たち
たくさん卵を拾うわよー
もっとたくさん欲しいよー
私いっぱい取った
私いっぱい取ったわ!

子供が小さいとき、エッグハントは一般の家庭でもよく行われます。子供が知らないうちに庭にある植木の陰や置物の後ろなどに隠しておくのです。カナダの家はたいてい広い庭がありますから。

そういえば下の子が小学校1年生のとき、プリスクール(保育園にあたる)で一緒だった同級生の家に呼ばれてエッグハントをしたことがあります。みんなが来る前にその子の親が裏庭の中のいろいろな場所に卵を隠しておいてくれました。そのときは子どもの人数が少なかったので、一人一人がたくさん卵を見つけてみんな大喜びでした。

ウサギの形をした饅頭
ウサギの形をした饅頭
イースターのたまご
イースターエッグ(中身はチョコレート)

キリストとユダ

ところで、話は変わりますが、キリストユダのことでかなり古い記録が出てきたとニュースがありました。

その記録によりますと、ユダは実は裏切り者ではなく、キリストがユダに裏切りをするように頼んだらしいということです。

真偽のほどはわかりませんが、もし本当ならば今までずっと裏切り者のレッテルを張られていたユダヤ人たちも、これからは堂々と胸を張って生きていけるでしょうね。