ディープコーブ(Deep Cove)
ディープコーブってどこ?
バラード入り江を奥に入って行くとインディアンアーム(Indian Arm)と呼ばれる巨大な川のような入り江に繋がっています。その入り江を少し入ったところにディープコーブ(Deep Cove)があります。Coveは「入り江、小さな湾」という意味です。
ダウンタウンからノースショアに行くには二つの橋を渡るか、シーバスでロンズデールキーまで行く方法があります。
※ノースショアとはノースバンクーバーとウエストバンクーバーを合わせた区域を言います。
ディープコーブに行くには車で行くか、バスで行くかによって少し方法が変わります。
車で行くにはダウンタウンからだとセカンドナローブリッジを通る方法とライオンズゲートブリッジを通る方法があります。セカンドナローブリッジを通る方がライオンズゲートブリッジを通るよりも近いです。
バスだと陸路でセカンドナローブリッジを渡ってディープコーブへ行く方法、またはシーバスでロンズデールキーまで行き、そこでバスに乗り換えていく方法があります。
ディープコーブはノースバンクーバーの東の端っこにありますので、少し遠いかもしれません。
ディープコーブには何があるの?
海に通じる道にはいくつかの店が並んでいます。
写真で紹介しましょう。
ディープコーブでは何ができる?
ディープコーブは入り江だけあって穏やかなところです。波がほとんどないのでカヌーやカヤックを楽しむ人が大勢います。夏には本物のインディアンがこの辺りをカヌーで案内してくれるツアーもあります。
※現在はインディアンと呼ばず、ファースト・ネーションズ(First Nations)と呼んでいます。
この日は平日の昼前なのですが近くの小学生がカヤックを楽しんでいました。クラスのアクティビティでここに来たようです。
日本だとこうしてクラスだけでボート遊びをしに出かけるってことはありえませんね。勝手なことをしないようにって校長先生に怒られそうです。
カナダの教育はおおらかです。きっと「ゆとり」があるのでしょう。
インディアン・アーム
インディアン・アームはフィヨルドと呼ばれる地形です。フィヨルドとはノルウェー語で「入り江」という意味です。
フィヨルドのでき方ですが、氷河期に積もった雪が長い年月をかけて氷河となり地面を削ります。削った後はU字型の谷ができます。氷河期が終わって氷河が解けるとU字型をした谷に水が貯まります。これがフィヨルドです。
インディアン・アームはブリティッシュコロンビア州の最南端にあるフィヨルドです。幅が2km近くあり、最深部では深さ200mに達します。長さは約20kmあります。
そうそう、バラード入り江も浅いフィヨルドなのですよ。