スタンレーパーク

スタンレーパークってどんなところ?

スタンレーパークはダウンタウンの北に隣接しています。公園は半島にあり、面積は1000エーカーあります。(たて横2km四方の面積がおよそ1000エーカー)公園の周りには8.8kmもある遊歩道が通っていて、歩く人、ジョギングする人、ローラーブレードや自転車で一周する人もいます。きれいな景色を眺めながら公園を一周するのは最高です。

バンクーバー市民の憩いの場所だけでなく、旅行者も必ず立ち寄るところです。年間でおよそ800万人が訪れると言われています。

スタンレーパークからダウンタウンの眺め
Harry Jeromeの像
ハリー・ジェローム(Harry Jerome)の像
カナダの陸上選手、 1964年東京オリンピックの銅メダリスト
スタンレーパークを一周するサイクリスト

この巨大な敷地の中には、ビーチ、トーテムポール広場、水族館、ミニチュア鉄道、ミニゴルフ場、テニスコート、プール、レストラン、カフェなどがあります。

トーテムポール広場は有名で、多くの人が記念写真を撮っています。ミニチュア鉄道は1周約15分。かつて動物園だった所を通っています。ハロウィーンやクリスマスの頃には列車や線路、周りの木々に電飾が施されとてもきれいです。スタンレーパークはこうして施設が充実していることが人気を集めている理由でしょう。

※動物園は気候に合わない動物がいることや檻が狭いということで反対する人もいて、1997年の12月に閉鎖しました。

人気があるトーテムポール広場
スタンレーパークの観光馬車

スタンレーパークの生き物

公園内には野生の小動物がたくさんいます。リス、アライグマ、カナダグース(雁)、鴨、小鳥などなど。

子供を連れてこの公園に遊びに行ったときのこと。中年の男の人が動物にエサをやっているのを見ました。近づいてみると、その動物はなんとスカンクでした。こんなところにスカンクがいるのだと驚きました。

※野生動物にえさを与えることは禁じられているので注意しましょう。

スカンクは町中にも生息しています。車を運転していると妙な匂いがするときがあります。ガスが漏れているような、人間のウンチとは違う、日本では嗅いだことがない匂いです。どこかでスカンクがオナラをしているのでしょう。

※スカンクの悪臭は肛門から放出される分泌液によるものです。

また春先、手のひらを上にして腕を伸ばしていると小鳥がどこからともなく飛んできて手のひらの上に乗ったことがあります。ちょうど手乗り文鳥のように小さい鳥でした。公園に行ったら試してみるといいでしょう。

また啄木鳥(きつつき)やブルージェイ(青カケス)という鳥も見かけます。大リーグのカナダのトロントの野球チーム名はブルージェイズ。その鳥の名前から付けられました。とてもきれいな鳥です。

灯台の向こうにライオンズゲートブリッジ
「girl in wetsuit」の像
「SS Empress of Japan」の舳先

スタンレーパークの地図